午後7時。

今日中に終わらさなければならない仕事は、

何とか終わらせた。

・・・

まだ、秀の姿はない。

私は急いで帰る用意をして、

足早に会社を出た。

・・・・


「・・・」


会社の前に、車が一台。

「ちょうどよかった。

今着いた所なんだ」

秀が笑顔で呟いた。

・・・

全く、なんてタイミング。