笑顔に戻った小春が部屋を出ていった。

・・・

アイツと小春が違うとわかっても、

小春に魅かれている・・・

…これは、恋?

そんなこと、あるわけない。

そう、自分に言い聞かせたつもりだった。

・・・

小春が新しいお茶を持ってきた。

「今度はもっとおいしくできましたよ?」

そう言って笑った。


・・・


「しゃ、社長?」

オレは小春を抱きしめていた。

・・・

小春をオレのモノにしたい。

そう思った。