【続】俺様社長の溺愛

受付で、許可証を受け取り、

最上階に向かった。

・・・

ちょうど、秘書室から誰かが出てきた。

・・・

あれは確か、太田さんって言ったっけ。

太田さんは私に気付くなり、

駆け寄ってきた。


「先日はどうも」

私は微笑んで頭を下げた。

「この間は、余計な事を言って、

混乱させてごめんなさい」


「・・・いえ」

「あれから、すみれに

怒られちゃって・・・」

そう言って苦笑いした太田さん。