もう、二時間は歩いた。 イヴァンは、後ろを見る。 すすり泣くティカと、引きつった顔面蒼白のカナテが、そこにはいた。 「道が、開けたぜ」 二人の顔が、パッと輝いた。 「本当だ!!」 カナテが叫ぶ。 三人は、洞窟の前に立っていた。 「入ろう」