RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~





 ゲルブがイヴァンの胸座をねじ上げた。

 その隙に、ルナがティカにしがみつく。



「ルナに手ェ出すなよッ!!」



 イヴァンは、顔に似合わないクスクス笑いをした。



「俺の勝手だろ?君にアレコレ指図される筋合いはないよ」



 イヴァンの挑発的な物言いに、イラッとしたのだろう。

 ゲルブはイヴァンの頭を思いっきり殴った。

「ルナ、大丈夫か?」