「おい…宿は、どこだ?」 呆然とした口調で、言った。 そう、いつの間にか宿は消え、砂浜にベッド二つと(カナテも)荷物だけが置かれた状態になっていたのだ。 「私たちが起きたら、すでにこんなだったよ。ね、ティカ」 ルナが言う。 「一体、宿はどこに行ったのかしらねー?」 ティカが困った顔をする。