「皆が行かないなら、私ひ「ルナの我が儘、初めて聞いた。私、賛成するわよ」


 ティカが言った。


「俺もルナに賛成♫」


 ゲルブが、歯を見せて笑う。


「…しゃーねぇ。行くか」


 私は、何があっても、ただ前へ進みたい。たとえ、この身が滅びようとも、私に残された道は、たった一つしかないんだから。