「あぁ。そのことか。実はあのとき、俺は兄ィのこと考えてたんだ。だからだよ…」 !! そっか。だから、あのとき、私はゲルブの所に行けたんだ。ゲルブのことを考えてたから。 やっと、モヤモヤがなくなった。 「で、イヴァンはどうなったの?」 今、それ聞くの、ティカ。ルナは苦笑した。 「ねーっ!どうなったのよ?」 そんなに気になるの? 「ンなこと、知るかよ!!」 カナテが吼えた。 「死んじゃったのかなぁ」 ……。 「人の話聞けよ!ババァ!!」