ベインは窓の外から目をそらし、母を見た。 「何だい、ベイン」 「あっちに、誰かいるみたいだよ」 母が、ソフトボール大の眼をパチクリさせる。 「変だね。男衆は水晶宮へ出払っちまったし。誰もいない筈なんだけど」 ベインは、もう一度、外を見た。 「おぉーい!」 ? 何か、光っている物がふわふわ飛んでくる。