「バカゲルブ」 ルナは、思わず呟いた。言ってから、気付く。 あ、しまった…。 「何だよ、ルナ」 ゲルブの不機嫌そうな声に、心がズキッと痛む。 「あ、えっと、シェリーの真似。シェリー、元気かな」 咄嗟に誤魔化すと、ゲルブはフッと笑った。 「大丈夫。アイツはしぶといから」 やっぱり、ゲルブは残酷だ。 「…うん」