「…ンでその恰好なんだよ」
「だって、濡れた服着てると、風邪引くから」
ルナに上げたベストは、左右の裾が、チャイナドレスみたいにない。だから、かなり、露出している。
ゲルブは、ルナから目を逸らした。
「と、とりあえず、出発するか」
ゲルブは、ボソボソと言った。
「ね、あっち行ってみようよ」
ルナが、陸地の奥を指差して。そこには、穴が開いていた。
「いいけどさ、この花ってつんでも光ってんのかな」
ルナは、答えずに先へ進んで行ってしまう。彼女が歩くたびに、裾がめくれるから、ゲルブは戸惑った。
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