—いい、ルナ。今から教えるのは、禁術といって、ある条件のときだけ使ってもいい魔法。 母の言葉が蘇る。 —それはね、大切な人を助ける、守るとき。 今から、その魔法を、使うね、お母さん。 だって、今がその…大切な人を守るとき!! “心の眼” ルナは、そう念じた。 瞼の奥に、人の形の大地エネルギーが浮かび上がる。 これが、ゲルブなのだろう。