ビックリして、手を引っ込める。一体、何に触れてしまったんだろうか。 「…れだ…?」 不意に声がして、ルナは文字通り飛び上がった。 「きゃぁっ」 それっきり、静寂が流れる。 心臓の音が、妙に大きく聞こえた。 「…ルナ…か」 この声は…。 間違いない…。 「震えているな…」