ルナは、咄嗟に右手を伸ばした。 手応えあり! 右手が、何かを掴んだ。 そこは、陸地のようだ。 岩みたいに硬いそれに、左手も摑まり、よじ登る。 恐ろしく、真っ暗闇。ルナは、寒いし、暗いしで絶望した。 こうなったら、手探りで進むしかない。 ルナは、両手を伸ばした。 ぐにゅ…。 「ぐにゅ?」