まぁ、これがゲルブだったら、許す!


「終わったぞ」


 ティカは、ふくれっ面でカナテを見た。


「ったく、これからは気をつけなさいよ?」ティカは言ってから、溜息を吐く。「私ってばー、説教ジジィじゃないんだけどぉ」


 あるいはスパルタママ?


「アハハ…それを言うなら、説教ババァだろ。オマエ、女なんだからさー。やっぱさ、バカだよな」