やっと…会えるね…。 最後に浮かんだのは、リュオンだった。 結局、俺はお前を殺せずに死ぬのか…。 ルナ、あとは全て…オマエに託したぞ…。 ゲルブは目を閉じた。 心臓の音が、蚊の鳴く声くらいに小さい…。 あぁ、俺はもう死ぬのか…。 ルナ、すまねぇ。もう俺は駄目みてぇだ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 陸に上がったカナテは、ティカの頬を叩いた。 「うぅ…」