湖に何かが浮いている。まるで、白い泡のような—。 「何だ、ありゃ?」 カナテは、立ち上がり、湖の淵に近寄った。 「…って、ティカ!!?」 そう、泡の中にいるのは、確かにティカ。 あんな派手なピンク髪に、雪山に来るのに薄い上着。 おしゃれ大好きのティカしか、ありえない! つか、アレって魔法だよな?あのティカが、いつどうやって使ったんだ…? …っていうか、あのバカは倍化しか使えねェと思ってたぜ。バカだけに…。