彼が、大鎌を振り上げた。 咄嗟に、上へ飛ぶ。ルナは今、大きな木の上にいた。 ザクッ!! さっきまで、ルナがいた枝が、青年の大鎌によって切断され、落下していく。 「あーあ。もったいない。あの枝には、いくつの木の実がついていたのかな」 ルナは下を見た。下の方は暗くて何も見えない。ここは、一体どのくらいの高さなのだろう。 「一瞬で、楽になれるのに」 彼が言い、また大鎌を振り下ろされた。 ザシュッ!