「ルナだろ」 彼女は、驚いた表情で、こちらを見てくる。 「え、何で…?」 「だってさ、オマエ、マインでも溺れてたろ。だから、次は俺が助けてやるよ」 「良かった…。あのね、この質問、サールにもカナテにもしたんだ…。けど、二人ともティカを選んだ。私はしっかり者だから、自力でどうにかできるって、そう思われてるみたい。こう見えて私、カナヅチなんだけど」 ルナの淡々とした口調に、愛おしさがこみ上げてきた。 彼女の背中に手を回し、抱き寄せる。 「え…ちょ…」