「ねぇねぇ織羽!あっちで遊ぼう♪」

しかし、そんな私の気持ちを知ってか
知らずかお構いなしの恭平はそのまま
腕を掴んで皆がいる場所に向かおうと
足を進めた。

まっまずい……このままじゃ本当に帰
れなくなる。

なんとかしなきゃ。

そう思って私は皆の元に向かおうとす
る恭平の腕を掴んで止めた。

その行動に少し驚いた顔をして私を恭
平は見た。

恭平の動きを止めた私はポケットから
携帯を取り出すとカチカチっと文字を
打ち始めた。

我ながら早く打てたと思う。

そう自慢げに思いながら打ち終わった
携帯を恭平に見せた。