あたしがバスケットボールを磨いていると、 「おい。」 後ろに先輩がいた。 「お前さ。」 「?」 「いくらなんでもあれはねぇだろ。」 バンッ!! 先輩があたしを壁に押し付ける。 「お前が俺を何と思ってんのかはしらねぇが。 仮にも俺の恩人なんだけど?」 ニヤリ、と笑う先輩。 「ふざけないで下さい!」