「あたしそろそろ帰ろうかな」

外を見るともう薄暗くなっていた。

「優奈、もう時間?」
「うん。夜ご飯作らなきゃ」
「お前見た目と違ってしっかりしてるな!(笑)」

類が驚いて笑っている。

「笑うことじゃないじゃん(泣)」
「ごめんごめ~ん」

「バス停近くにある?」

慶に聞いたけど、横になって寝ている。

「来るとき近くにあったような気がする~☆」

茉弥が酔っぱらい気味に言ってきた。

「俺もそろそろ帰るし、そこまで乗せてくぞ♪」


茉弥が言った通り、原付で2~3分のところにあった。

「類ありがとう☆☆」
「…おうっ。あ、アド交換しようぜ」
「いいよっ♪」

バスが来るまで20分くらい時間があったから話した。
類の親はあたしと同じように離婚してお母さんと暮らしていること、お父さんは離婚したあとバーを始め、類は週末、バーを手伝っていること…。
なんだかほんと、あたしと性格や生い立ち似ている。

話し込んでいるとあっという間に時間が経ってバイバイした。

〜♪〜♪〜
メール受信: 類

今日は楽しかった☆また語ろうな(^-^)