Love & Friend

教室であたしはさやっちにぐだぐだ言っていた。

「最低ー。ありえんー…。朝からぁー」

「こらこら。愚痴らないの〜」

さやっちぃ〜……

一利さやっちのせいでもあんだかんね〜。(泣)


「あのことぐらいで怒るなよなぁ~」

出た!
あたしの機嫌を損ねているチョー本人!!!!!!!

「竜~…?あんなことだと…?」

「おう~。あんなことだ~。」

ブチッ。
ガタンッ!!!

「朝から恥ずかしい過去を言われて『あんなこと』だとぉ~!!??あたしはそこまで無神経じゃなーい!!」

あたしはイスをおもいっきり倒して立ち上がった。

「あぁ~;アズ~;;落ち着いて~;」

「そだぞ~梓~。不細工な顔がもっと…」ドスッ!!

「う゛ッ!」

あたしは竜のお腹をおもいっきり蹴った。

「いてぇー!!梓ーてめぇー…」

「フンッ!どーせなら竜の恥ずかしい過去もお話ししましょーかぁ~?」

「はっ!俺は恥ずかしいことなんてしてませーん!!」

「あぁ~;アズに竜也~;;雄ちゃーん~;助けて~;」