Love & Friend

「な?大丈夫だから。遊びに行っていいよ?デートじゃなければ。」

星兄がもう一度あたしに言った。

で、デートじゃないけど………;。

「…あたし…今日行かない。いつでも…見れるし!♪試合は!」

ぅん…
そだよ!

今日が最後ってわけじゃないじゃん!!

竜の試合はいつだって…


……はぁ…
まただ…

今日はカッコイイ男子を見つけに行くために行くのに…。

自分で『竜』、『竜』って言ってる…。

やっぱり…
行きた…いのかも…

「試合?;てかほ、本当…?やったー!梓今日一緒に居てくれるんだ♪ありがとう」

星兄はものすごく嬉しそうにあたしに言った。

「あ…」

言いそびれた…;

もー無理だな。

まぁ良いや…

あ、さやっちにメールしなきゃ…


あたしはパンを口に頬張ってご飯を食べ終わった。