『……そろそろ昼休み終わるな』 「ホントだっ… わざわざありがとね…!」 『いーよ、気にすんな』 帰る翼君を見送ろうとベッドから起き上がる。 クラッ…… まだ熱が高いせいで 頭がクラクラして視界が歪んだ。 『おい!大丈夫か?』 なんとか翼君に支えられながらも立ち上がる。