ピピッ 『何度?』 「38.0℃……」 『まだ高いな…』 ガサガサとなにかをあさりはじめた翼君。 『俺料理とかできないし 風邪になにが効くとかもわかんねーけど…』 そう言いながら差し出したのは コンビニの袋に入ったたくさんのモノだった。 『ゼリーかプリン食うか?』 「うん、ありがと…」