「はぁーい♪」 いろんな意味でクラス中の視線を独り占めしている彼女は 私と翼君の間に座ると 真っ先に翼君に目をつけた。 「よろしくねっ♪ 夢乃って呼んでほしぃなぁ〜っ♪」 妙に鼻につく猫撫で声。 くねくねした可愛らしい仕草。 この子絶対……ぶりッ子だよ。