タイムドロップ[X]



「そんなこというな…」

「え?ご、ごめんなさい…?」

門越しに
握られた手。

「離したくなくなんだろ。」

みるみるうちに
顔が赤くなるのがわかった。
ずるいのはどっちよ!!


「なんて、ね。
また学校で。」

「ば、ばいばいっ…!」