「そんなこというな…」 「え?ご、ごめんなさい…?」 門越しに 握られた手。 「離したくなくなんだろ。」 みるみるうちに 顔が赤くなるのがわかった。 ずるいのはどっちよ!! 「なんて、ね。 また学校で。」 「ば、ばいばいっ…!」