タイムドロップ[X]



優しい優しい
太陽との3回目のキス。


「3年間我慢してた分
これからは遠慮しないから。
覚悟しとけよ。」


なにそれ、かっこいいなぁ。
照れてるのも、可愛い。


手を繋いで私の家までゆっくり歩いた。


高校のこと、家族のこと、
友達のこと。
たくさんのことを話した。


「もう着いちゃったね。」

「ん、だな。
じゃあまたな。」

「ん…ばいばい。」





「あーそうだ。」