「ちょ、明日香? ほんとなにがあったの?」 「でも……一番わたしがダメだった… なんもわかってなくて、飴の力に頼って… そう簡単に未来なんか、変えられるはずないのに……」 「飴……? 成宮、俺にはなんもわからない。 だけどもしかしたら、何か繋がるかもしれない。 一緒に来てほしいところがあるんだ。 坂下と一緒に、お前の中学に行かないか?」