そう言うゆっきーの笑顔、
なんか胸が痛くなった。

「このままで……
いいわけないでしょ……」

「…え?」

「ばかじゃないの?!
こんな悲しいことってないよ!
お互いちょっとだけすれ違っちゃってるだけじゃん!」


ゆっきーの悲しい顔も
太陽の悲しい顔も
どっちも見たくないよ…

「ゆっきーのばーか!ヘタレ!!」



言い逃げしたわたし。
太陽を探しに行かなきゃ…!

実の兄を憎むなんて
悲しすぎるよ…