俺様S上司×天然M部下


稀に事情を説明して作戦を練った
結果、私が1人で屋上に行き、
部長の気持ちを聞くことになった。

「はぁ…どうしよ…」

『待たせたな。』

「あっ、いえ…。」

『単刀直入に言う。
 今朝はすまなかった。』

「………。」

私は黙りこくってしまった。
実際はとても短かったであろう
沈黙がとても長く感じられた。
その沈黙を破ったのは部長だった。

『俺、彩のことが好きなんだ。
 こんなこと言われても
 訳わかんねぇと思うけど、
 彩を見るとホッとするんだ。
 今朝もあんな早い時間に彩が
 来てるなんて思ってなかった
 から驚いたのもあったし、
 彩とオフィス内で2人きりに
 なれたことが嬉しくて自分の
 気持ちおさえられなくて、
 あんなことした。ごめんな。』

「私、何もわからなくて…
 どうしたらいいか…」

ぎゅっ…

部長は私を抱きしめて
ゆっくりと言葉を発した。