「郁、どっちかが先にシュートしたほうが勝ちな!」

   「OK!じゃぁみなみ先輩から。」

   「サンキュ~」


   -ドンドンドン!カコンー

  あたしはドリブルをその場でして、

  何回か目で高くボールをはじいて

  ジャンプをして、シュートを決めた。   


 「ははっ!やっぱり、みなみ先輩は強い。

  しかも、今の入れ方はないっしょう。

  その場から、ショートとか。」

 「早く~キャンディーちょうだい!」  

 「はいはい!どうぞ!」

 「郁、あんたはいつかあたしを抜ける。

  また、バスケしようね!

  あたし、高校でも、バスケするから
 
  来年郁、受験でしょう?

  あたし、衣津宮高校に行くから

  よかったらきなよ!」

  「ありがとう!

   じゃ、衣津宮高校に行くわ!」