あーもう。
アタシの拳が痛いんすけど
どうしてくれるよ、コレ。



男B「テメェ!なんつー事をッッ!!」


男A「まぁ待て」



殴りかかろうとした男子生徒Bを抑え

この男はまた
ニヤリと笑みを浮かべた。



男A「女のくせに、やってくれんじゃん」



そう言った男は突然
目の色が変わった。






次の瞬間…







妃「ッ!?」



思い切り体育館の壁に抑えつけられた。



妃「…ッ」


男A「俺を殴るとはいい根性してる。俺もマジになったぜ」



言いながら男は
アタシの首もとに顔を埋めてきた。


イラッとしたアタシは
ヤツの股間めがけて一発蹴ってやろうと膝を曲げた。








…が。