姫さまvs王子さま

妃「ふぅ~…」



オッサンみたいだなアタシ。



妃「あ~最悪…」



近くの自販機でジュースを買おうにも
財布を忘れた事を思い出し後悔。
無一文に加え、携帯もない。


何しに来たんだろうか…。
そもそもなぜ飛び出してきたんだっけ…


あ~…
そういえば近くを散歩するつもりだったんだ。



…で?
ここはどこ?



妃「どっから来たんだっけかな…」



ここまで来て言うのもアレだけど
アタシ、方向音痴なんだよね。
どうやって帰ればいいんだ?
まぁいっその事
野宿もアリか。
明るくなれば帰れるだろうし?
…本当に?



妃「ま、いっか」



だいぶポジティブ思考で
そのままベンチに横になった。



頭がボーっとする。
なぁんにも考えられない。
きっといろいろ考えすぎたからだな。
普段そんなに頭使わないから
たまに使うとパンクする…でしょ?
そんな感じ。