「俺…さ……」
『ん?』
「小笠原とかそのとりまきに……知夏と付き合うとか生意気って理由で嫌がらせされててさ……」

…えっ?

『うん…』
「小笠原殴ったらさ…02中の01年頭連れて来てさ…このケガ
知夏と別れて、一切縁切って……01組の滝本抱いたらやめたるって言われて……」
『奈緒ちゃん、琉依のこと好きやもんなぁ
おまけに小笠原は奈緒ちゃんが好きってか…』
「もし出来へんなら…知夏をどぉにでもするって……襲っちゃうかもよ?って………俺…どぅしたらいいんかなぁ……
知夏と離れんとあかんのかな…」

『知夏は、襲われるより琉依と離れる方が嫌やけどな…』
「…01緒におってくれるん…?」
『てゆーか、離れる理由なんかないし?』
「知夏…ごめんなぁ…」



琉依は振り返って言う

『謝る理由なんかないやろ?』


シャワーのお湯を琉依の顔にかける

「うー…なにするんっ!!?」
『いらんこと考えんと、琉依はあたしだけ見てりゃいいの!』
「そっか(笑)」



『早くお湯ん中入って』
「はいはい」