『…わかった』

『ごめんな……ゴホッ…』


プッ…プープー…




ゴホッ…ゴホッ……



どうしよう





ゴホッ…


元カレの意識がないのに
お見舞いに行かへん知夏は


薄情な元カノかな…




はぁ…ゴホッ…




「おい、知夏
大丈夫か?」


『うん…ゴホッ…大丈夫大丈夫…ゴホッ…ゴホッ…』



「知夏っ
どうしたんっ?!」







ゴホッ…ゴホッ…



「こっち
ベッドん寝て」


琉依のベッドに寝かされて
そのまま寝込んでしまった