てゆーか…

しずくより小さいかも



しずく

背高い…




琉依に似てるな


まぁ
両親が背高いからな






パパさん

お酒どぅなったかな…



やめれるんかな…



「知夏っ」

『――――――?!』



「信号赤やろっ!!」
『お姉ちゃん大丈夫?』
「おいっ」


『…あ、うん』




なんか

知夏今日ぼぉーっとしてる…?



どぉしたんやろ







『着いたっ』


「あちぃ…」
『大丈夫?』
「もち」


琉依、めっちゃ汗かいてる



『先涼しいとこ入ってて』
「おいっ」
『お姉ちゃんっ?』
『すぐ行くからっ』
『中で待ってるなぁっ』
『うん』




えっと…


自販機…




――――――あった!!



なにがぃぃんやろ


pipipipi…pipipipi…

ケータイ

「おい
今どこにおるん?」
『ごめん
琉依もしずくも汗かいてたから自販機でなんか買おうと思って
何がいい?』

「しずく……」

電話の向こうで琉依のしずくを呼ぶ声がする

『??
琉依?』

「しずくがなんか変
しんどそう」


『えっ…』




知夏は自販機で水を02本買って水族館に走った