「知夏…俺…我慢できへん……レイプした相手とのことも侑也とのことも…俺が消すから…」 あたしが琉依となら出来るって思ったのはこの言葉だった 悔しかったんかな… 琉依との間にない思い出が 侑也との間にはあること… あたしだって 嫌やった けど もう全部埋まる 琉依色に 染まる その夜 静かな部屋に あたしの甘い声だけが響いていた