――――――夜…11時くらい

「知夏ぁ…」

猫みたいに甘える琉依

『どぉしたん?』
「ひざぁ」

琉依はあたしのヒザに頭をのせる

『なんかあった?』


クラスが離れて
琉依のことはほとんど何もわからない

「なんもなぃけどぉ」
『そ?』
「うん」


にっこり笑う琉依が可愛かった



そのまま目をつむりだす琉依

『琉依、布団で寝れっ』
「ん…ー」

琉依の頭を枕にのせて
布団をかけた時…


琉依に腕を引かれ
あたしは琉依の上に倒れた




「今日だけっ
お願い」

琉依はそう言って
あたしにキスした



長くて
熱いキスは

あたしの判断力を狂わせた




『ん…』


01瞬
頭に浮かぶレイプの映像



あたしの体は震えてた