生き続ける-消えない思い出-




「さっき外でボールぶつけたのは悪かったって。ちゃんと謝ったんだから、許してくれよ」


そう言った彼の顔は、本当に困っているような表情で、私は少し焦った。



「別に、違うけどっ…」


私が慌ててそう弁解すると、


「マジ?よかったぁ」

彼はすぐに安堵した。