俺は意を決して、声を発する。


「付け足しっ」



広い宇宙の中で、一つの小さな隕石。
その隕石が、他の隕石とぶつかったら。


そんな、三角な賭けだったけど、俺にとったら、重要だった。




「バスケ部には、あんま近づくなよ」


そう言うと、すぐに俺は後ろを向いた。