生き続ける-消えない思い出-


目がおかしくなりそうなくらい綺麗なその光景を、ただボーッと見つめながら私は口を開く。


「先輩、ここって」


隣にいた先輩は、ゆっくりと私より少し前に出て、振り返った。


「綺麗だろ?」


そう一言
確かに微笑んだと思ったが、太陽が眩しくて目を細めた私には先輩の顔がよく見えなかった。