「課題の調子、どう?」


私は、机のカメラを見ながら聞いた。



「んー…」


腕を天井に向かって伸ばしながら、大きな伸びをする蒼。



「まあ、初日上々って感じ」



……上々、か



この様子じゃ、蒼はもう何を撮るか決めているようだった。