何してんの私… 何も止めることまでしなくても…… 一人悶々と、自分に反省する。 今のは、自分の意思でしたことかは分からないけれど、体が勝手に、動いたのだ。 そうとしか考えられない。 それから私は、先輩が早く戻らなければいけないことを思い出し、慌てて話をまとめようとした。 いや、話を“切り出した”のかもしれない。