ケイタが冷蔵庫のドアを開けてみせる。


「でも、それしか考えられねぇじゃん」


「二重人格ねぇ‥‥?」


レオが必死の眼差しで俺を見る。


でも、一理あるかもしれねぇな


「夜になったら、人格が変わるとか?」


俺がうっすら考えていたことをケイタが口に出す。


「俺も、そう今考えたけど喧嘩とかも人格が変わるだけであぁなるのか?」


「さぁ、俺も専門じゃないからそこまでは‥‥」


「なんか、狼男みたいだな!」


「やっぱ、もう少し接触してみるか」


「敵に回すの?」