【相手になると思え】


それは、俺達『白鬼』を潰しに白龍が来ると言う意味。


桁違いの強さのこいつらを敵にしてみろ


間違いなく俺達『白鬼』は一捻りだ。


白龍にとったら、肩についた埃を払うようなもんだろう


そんだけ、こいつらと俺達の強さは違う。


「‥‥わかった‥‥」


あまりの威圧感に耐えられずやっと出した一言がそれだった。


微かに拳が震えるのが自分でもわかって情けなくなる


それを聞くと、無表情になったソイツは俺に背を向けた。


「ま、待てっ!あんた‥‥名前は‥‥!?」


「‥‥」