見ると、段々後ろの男たちが減ってるような‥‥ チラリと見えた暴れている男の様子。 「あ!ハル!」 「マナちゃん!」 暴れていたのは、ナオの補佐をしているハル。 薄い金髪の髪が、よく見える。 「よかった、無事だった‥‥」 男たちを蹴散らして、あたしの前まで来てくれた。 「おい、今度、マナちゃんに何かしてみろ。2度とここに来れなくしてやるよ」 ハルが睨むと、一目散にUターンしていった男たち。