‥‥ケイタ‥‥それじゃまるであたしが面白いみたいじゃねーか。
カナタは、ばつが悪そうな顔をした後あたしを一瞬だけ見た。
「べつにいーよ。前からそうやって絡まれたんだよ」
『前も?』
今度はケイタとレオ、カナタの声がハモった。
そして、顔が怖い。
さっきまでの緩和な雰囲気から一遍、なんだか空気が張りつめたような状態になった。
「ど、どうしたの‥‥?」
「どーいう意味だ」
鬼が低ーい声で、あたしに尋ねる。
「俺も‥‥気になる‥‥」
むくりとケイタも起き上ってきた。
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