「で、またなんであたしは呼ばれたの?」


レオが入れてくれた、紅茶を一口飲みながらカナタに聞く。


カナタは作業がひと段落ついたのか、こめかみを押さえながらレオが淹れたコーヒーを飲んでいた。


「‥‥この前は悪かった」


か、カナタが謝った‥‥!


ケイタも驚いたのか、両目がカッと開いた。


「き、奇跡だよ!マナちゃん!」


レオがあたしの手を握る。


『カナタが謝った!!!」


見事にハモッたあたしとレオ。


「レオ!そいつの手を握んな!つか、そこハモるとこじゃねーだろ!!」


「いやいや、ハモるところだよ。やっぱり面白いね。マナは」